支柱が倒れてるので、直してほしい。というご新規様でした。

支柱の付け替えのお仕事in富山市。突っ込みどころ満載の現場でした。
支柱が抜けて、木にもたれ掛かり、支えてもらうはずの木がもたれ掛かる支柱を倒れないように支えていました。初めて見る光景でした。木が可哀そう(;・∀・)写真の左側から西風が強く当たるそうです。
●地盤改良された砕石の上に、厚み20㎝の客土の中に植えられていました。
●お家の基礎と、擁壁の布基礎の間に挟まれるように植えられてました。
●雨水の排水用の塩ビパイプが通ってるし‼
やっつけ感半端ない‼ここじゃ、木が元気に大きくなれない‼
先ずは倒れてた杭を撤去‼全然刺さってなかったみたい(地盤が砕石だから)‼
基礎と塩ビパイプを避けて、バールでゴリゴリ穴開けて、八ケ掛け支柱‼やらずも忘れずに‼
竹を上から力いっぱい叩いて、少しでも風に負けないようにしてみました。
予算があれば一度抜いて、辺りを土壌改良してやり替えたいんですが、今回はこれで応急処置‼
ぶっちゃけ、土壌改良しなくても植えれます。1年の枯れ保障さえクリアすればそれでよし。というのは作業です。心がない。
僕はそんな作業はしたくないと思う。お客様に長くお庭を楽しんで頂きたいので、必要なことは言わせていただきます。お客様の事を思い、お客様に仕える事が、庭師の仕事だと教えられてきました。
植芳では、お願いして良かったとおっしゃっていただける仕事をしたいと思います。
思いが届かない時もありますが、僕が諦めたら木が可哀そうだから。